理念

確かな理解の先にある
数学の自由さ・考えることの楽しさ
を伝え,生徒の能力を最大限伸ばす.

あなたにとって,数学はどんな科目ですか?

数学.あなたが中高生や既卒生ならば,いままさに頭を悩ませて勉強をしていることでしょう.
保護者の方がご覧になっているならば,数十年前の記憶を掘り起こしているかもしれません.

さて,あなたにとって,数学はどんな科目ですか/でしたか?
私は,2024 年に出版した著書 “やさしく頭をつくりかえる高校数学 (I・A)” で次のように書きました.

p.2 より引用

数学は,本来とても楽しい科目なのです (“科目” とよぶには惜しいくらいです).
ところが,“嫌いな科目ランキング” の類で上位に入りやすい科目でもあります.

学研教育総合研究所 高校生白書 (Web 版) より引用

この調査でも,数学は “嫌いな科目” として回答される割合がトップになっています.

でもよくみると,数学は “好きな科目” として回答される割合もトップです.
好き嫌いが二極化している,と解釈できますね.

二極化の原因は?

この二極化は何によって生まれているのでしょうか.
もちろん,単一の原因を特定しきることは (私の能力では) できません.数学の問題ほど単純ではないのです.

でも,個人的には “理解の先にある自由さ・楽しさ” を体感できるか否かが二極化の最大の要因である,と推測しています.
科学的な裏付けは正直ないのですが,これまで自分自身でたくさん数学を勉強し,かつたくさんの生徒を指導してきた経験から上記のように考えているのです.

“なんだかよくわからないけれど,先生によるとこういう風に解くらしいから,とりあえずそれにしたがう.”
“いつも使っている参考書ではこういう風に書かれていたから,数値だけ変えて同じ記述をする.”

そんな “勉強” をしていては / させられていては,数学が嫌いになるのも当然です.
それはもはや,勉強ではなく作業なのですから.

何も考えず命令に従うのみ,なんていう作業は楽しくありません.そしてそもそも,理屈を理解しなければ各種試験でよい結果を残すことさえできません.数値が変わっているだけに見えても,着目すべき点が変わっていることは多々あるのです.

というわけで,作業に終始する “勉強” の先にロクな未来はないのです.
数学で学ぶべきことから最も離れた姿勢である,といっても過言ではないでしょう.

一方,”理解の先にある自由さ・楽しさ” を一度体感すると,

“自分がこれまでに獲得してきた知識を繋ぎ合わせると,この問題はどうやって解けるかな.”
“いつもカッコいい解法を披露してくれる同じクラスのあの子は,どう解いているのかな.”
“もう解けちゃったけれど,先生が用意している解法も一応教えてもらうか.”

といった姿勢で数学の学習に臨めるようになります.
試行錯誤する経験.思わぬ観点.新しい知識.それらをたくさん得られるのです.

二極化するのは “自明” ですね.

林数学教室だからこそ実現できる “理解度重視” の学習

そういうわけなので,林数学教室の指導では徹底的に理解度を重視しています

  • 答えの数値が合っているか否か
  • 参考書の記述と同じ表現を用いているか否か

こういったことは極論無関係です (あくまで “極論” ですが).

生徒のノートをよく見て,理屈を理解しているかどうか注意深く観察します.
また,答案の内容について生徒にいくつか質問をし,答えてもらいます.

それはやりすぎだ,と感じるかもしれません.
しかし,これが成績を上げる最短ルートであり,かつ数学を楽しむための最短ルートなのです.

他塾様でも数学の理解度を上げることは可能です.
嘘をつかずにそれを明記したうえで,林数学教室特有の強みを端的に述べます.

▶︎ 授業形式

まず,生徒自ら考える時間を重視する “寺子屋式” の授業を採用しています.
数学は,自ら考える時間が他科目以上に大切だから,このようにしています.
講師が説明し,生徒はそれを聞くだけ.それだったら動画授業でよいですしね.
そして,授業の最後には,授業内容の定着度を確認するために “ノートチェック” と “試問” を実施しています.
その回の授業であなたが何を理解できたのか.そして理解しきれていない点は何なのか.これらを明らかにするのです.

▶︎ 塾長

YouTube で大学入試数学の解説をし,29,000 人以上にチャンネル登録していただいております.説明を誤魔化すことは可能な限り避けており,それが長所であることはコメント欄をご覧いただければわかるはずです.
また,塾長は都内の予備校でも高校 2・3 年生および既卒生を対象に授業を行っているほか,著書が何冊もあります.こうした仕事は独りで勝手にできるものではなく,よい指導をできていることの証拠としていくらか信頼できるのではないでしょうか.

決してバカにしない.無理を強要しない.

もちろん,理解できていない生徒を叱ったり,バカにしたりすることは決してありません
わからないことがあるから塾に来るわけです.それなのに,わからないことを理由に叱られては,たまったものではありませんよね.
現在の学力がどうであれ,真剣に学習する生徒には真摯に対応します.

また,学習ペースは個々の生徒の理解度に合わせます.こちらの都合で理不尽な学習ペースにすることもありません
生徒が着実に数学を組み立ていけるよう,最適な指導を模索します.

“決して叱られない・バカにされない環境で,いまのあなたに合った内容を,一生懸命頭を使いながら学習する場”.
生徒には,林数学教室をそのように紹介しています.

使命

私は,中学生・高校生に “理解の先にある自由さ・楽しさ” を伝えるために生まれてきたのかもしれない.

最近本気でそう思っています.

どれくらい本気かというと……

p.653 より引用

拙著 “やさしく頭をつくりかえる高校数学 (I・A)” で,巻頭だけでなく巻末にもこんなことを書く程度には本気です.
(ちなみに,この本は教室に置いてあります.体験授業・面談にいらした際,ぜひ手にとってお読みください.)

“自由さとか楽しさとか,そんなことはいいから,点数を上げてくれ!”
そう考える方もいらっしゃることでしょう.

ご安心ください.
点数 (成績) は当然上げます.学習塾として,お金をいただいて指導するわけですから.
“点数を捨ててでも自由さ・楽しさを優先する” というわけではありません.
点数を上げたうえで,さらに生徒にとっての “数学” を変えてみせます


学校で数学の授業を受けるのが楽しみになる.
定期試験や模擬試験が近づくと,ワクワクする.
目指せる進路の幅がグッと広がる.
楽しさを共有する仲間が得られる.
そういう塾にできるよう,力を尽くします.

塾長    林 俊介


理解する.だから自由であり,楽しい.

林数学教室では,体験授業・面談を常時受け付けております.
あなたにとっての “数学” が新しいものになる.そのきっかけとなれば幸いです.