指導方法

授業の 2 時間で何があったか.
ミスの中身まで,お伝えします.

林数学教室の授業は,生徒が自分の頭で考える時間が中心です.私はその様子を横で見ていて,授業の後,「何に取り組み,どこで詰まり,次に何をするか」を指導報告書に書いて保護者の方にお送りしています (毎回ではなく,余力のある範囲で).

2025 年 12 月から 2026 年 9 月までに 1,131 通.送った報告書の,授業終了から送信までの時間は,中央値で 22 分です.

中 2 の 1 月に入塾.学校の評定は 4.
半年後の期末試験で,100 点.

中高一貫校に通う中学 2 年生が,2026 年 1 月に入塾しました.先取りよりも学校の授業に沿った復習・予習をしたい,という希望でしたので,先を急がず学習を進めることとしました.

3 月,年度末の成績表を見せてもらいました.3 学期の数学は 2 学期よりだいぶ上がったものの,評定は 4.その後は高校数学 (数学 I・A) の先取りに入り,2 次関数の分野を終えたところでミニテストをしました.その日の報告書から引用します.

指導報告書 2026-05-25 ・ 中 3

ミニテストお疲れ様でした!結果は添付画像の通りです.ご本人に手応えを尋ねたら “55 点くらいかな……” とのことだったのですが,それを上回る 68 点でした.字も記述も丁寧で,日々の努力が表れている素敵な答案でした.よく頑張りましたね!一部反省点こそあるものの,この分野の学習は十分できているように思いました.

実際の指導報告書より

5 月の中間試験は 95 点(平均 67 点).そして 7 月の期末試験で,なんと 100 点満点を取りました!

保護者の方からのコメント(報告書のコメント欄より,原文)

1月から通塾を開始し、当面の目標としていた期末試験を終えました。本人の報告によれば、これまで以上に計画的な学習ができたようで、良いペースメーカーになっていただいていることに感謝申し上げます。学習内容についても、「場合の数で解き筋が見えない時は数え上げ」といった実践的なアドバイスを深く納得して持ち帰っており、問題に対する姿勢に変化が見られます。

保護者の方(3 月)

ミニテスト、ありがとうございました。宿題と違って解き筋からどこで間違えたかを指摘いただいたことで、本人も大変勉強になったと申しておりました。いつも細やかなところまで見ていただき、本当にありがとうございます。

保護者の方(5 月)

今回の数Iの結果がとても良かったようで、娘にとって大きな自信につながりました。心より感謝しております。

保護者の方(7 月)

こういう記録が,ほかの生徒にもあります.その前に,授業がどう進むかをお見せします.


授業は,こう進みます.

1 コマ 2 時間.生徒ごとに教材も進度も違いますが,授業の形は共通です.以下はすべて,実際に保護者の方にお送りした指導報告書からの引用です.
なお,本ページに記載されている生徒の学年は,いずれも当時のものです.

初回.成績表と教材を見て,話し合って方針を決める

最初の授業では,これまでの定期試験の結果や学校の教材を持ってきてもらい,生徒と話し合って当面の進め方を決めます.決めた内容は報告書に書きます.

指導報告書 初回授業 ・ 中 1

代数・幾何の定期試験の結果を拝見したのですが,今年度はいずれも少しずつ点数が下がっているという状況でしたね.……あからさまに苦手な分野があるというわけではないようです.にもかかわらず点数が下がってきているのは,過去の内容で理解不足の箇所がちょっとずつ存在し,それがのちの学習で悪さをしているのだと思います.そこで,過去に学習した単元については,どこかをスキップせず,一通り復習をするのが好ましいと判断しました.一方,“チャート式体系数学” の練習問題に全部取り組んでいただくのはさすがにしんどいと思ったので,① まず演習問題に手前から順に取り組んでいただく ② 不正解の問題が多い単元については,練習問題に戻って考えていただく,という流れにすることとしました.

教材は,こちらから指定することも,生徒自身に書店で選んできてもらうこともあります.自分で選んだ問題集は,最後までやりきる確率が高いからです.

指導報告書 中 1

問題集については,ご本人自身に選んでいただこうと考えております.書店等で探してみてください.これを使いたい!というのが決まりましたら,ご連絡いただけると幸いです.次回の授業時に教室にある問題集を眺めて決めても構いません.

授業の冒頭.宿題のノートを見る

毎回,授業は宿題のノートを見ることから始まります.見ているのは正誤だけでなく,「不正解の問題で,自分の誤りを特定できているか」です.

指導報告書 中 1

宿題のうち p.113 [5] が不正解でした.誤りの箇所を特定できましたか?と尋ねたところ,判然としない様子でした.そこでノートを詳しく拝見し,まず誤りの箇所を特定しました.数学の問題演習をしていると,不正解であることは少なくないはずです.それ自体はもちろん問題ありません.しかし,何が誤りだったのかを特定して修正しないと,成長は限定的なものとなります.“正解は何なのか” だけでなく,“自分がどのようなミスをしていたのか” を必ず確認するようにしましょう!

証明問題などでは,直接ノートを拝見し添削することもあります.

授業の中心.自分で読み,自分で解く

授業の大半は,生徒が自分で読み,自分で解く時間です.私は横で様子を見ていて,詰まっていれば声をかけ,質問にはその場で答え,重要な例題は板書で解説します.報告書の「授業内容」欄は,たとえばこうなります.

指導報告書 中 1 ・ データの分析(「授業内容」欄)

1. まず宿題の確認をした.きっちり最後まで取り組んでくれていた.
2. “やさしく頭をつくりかえる高校数学 (I・A)” の 8-4 を読んでもらった.
3. “基礎問題精講” [132]–[136] に取り組んでもらった.
4. “やさしく〜” の 8-5 を読む.
5. “基礎問題精講” [137]–[138] に取り組んでもらった.

解説を読めば分かることと,自力で解けることは別です.だからすぐには教えません.

指導報告書 中 2

・解説の内容を (読めば) 理解できる ・自力で解ける というふたつの状態のギャップが大きくなります.したがって,なるべく解説を読まないで粘ることが,問題解決力を伸ばすうえで要となります.数学の問題演習の際,行き詰まっていても 10 分程度は考え続ける習慣をつけましょう.

小学生には,実物を触ってもらうこともあります.

指導報告書 小 2

立方体の切断の問題を扱った際,立方体状のメラミンスポンジを (林が) 実際にカッターで切断して,断面をお見せしました.ご家庭で図形の学習をされる際も,よかったらこうして “モノをいじる機会” を設けてあげてください.

単元の終わりに.ミニテスト

分野が一段落するごとに,時間をはかってミニテストを行います.その場で採点し,返却し,不正解だった問題の誤りを本人に特定してもらいます.塾長 (林) が自身で調べたところ,2025 年 12 月〜2026 年 9 月の報告書 1,131 通のうち,約 2 割においてミニテストについて記述していました.

指導報告書 中 2

ミニテストの概要:
・チャート式体系数学 1 (代数編) の第 4 章 (不等式) 全体を出題範囲とします.
・演習問題と同程度の難度の予定です.
・大問 5 個程度で構成される予定です.
・本書から抜粋するか,他の書籍から抜粋するかは伏せさせていただきます.

実際のミニテストの例

授業の終わりに.次回までの宿題と,報告書

宿題は「どの教材のどの番号まで」を報告書に書きます.正誤確認は本人が行い,次回の冒頭で私がノートを見ます.

指導報告書 中 3(「宿題」欄)

チャート式 基礎からの 数学 I+A
 第 3 章 2 次関数
  練習 [96]–[100]
・自身のノートやルーズリーフに取り組んでください.
・解き終わったら,自身で正誤確認をしてください.
・次回の授業時に,成果物を拝見します!

授業の後,余力のある範囲で報告書を書いてお送りします(毎回ではありません.送る場合は,授業終了から送信まで中央値 22 分).何を書いているかは,次のセクションで.

授業のない日.質問は LINE で

宿題で詰まったら,塾生専用 LINE で質問できます.24 時間以内に回答します.数学の解説はチャットだと分かりづらいので,多くの場合動画で回答しています.

質問対応の例.(実際に行っているオンライン質問回答の,過去のやりとりより抜粋)

指導報告書 中 3

学校の春休みの課題を含め,日頃の学習で行き詰まることがあったら,いつでも遠慮なく LINE でご質問くださいね!


指導報告書に書いていること

報告書は,塾専用アプリ (Comiru) を通じて保護者の方に届きます.毎回必ずお送りするものではなく,余力のある範囲で作成しています.報告書には次の 4 つを書きます.1 通の本文は中央値で約 600 字でした.

指導報告書 初回授業

今後,余力のある範囲でこのような指導報告書を作成いたします.宿題の把握等にお役立てください.(毎回絶対に配信するとは限りません.あらかじめご了承ください.)

初回授業の報告書に共通して書いている文言

項目書いていること
授業内容その日に何をしたか.宿題の確認 → 読んだ範囲 → 解いた問題番号 → 解説した問題,の順に
宿題教材名と問題番号,取り組み方(ノート・正誤確認・次回持参)
コメントどの問題でどう詰まったか,ミスの中身,その場でした説明の要点
いまどこまで終わっていて,次の数回で何をするか.
受験生は模試日程と年間計画も
メッセージ欄保護者の方からの質問やご報告への返信
指導報告書の例

ミスは,その中身まで書きます

「計算ミスがありました」では終わらせません.どういうミスで,どうすれば自分で気づけたかを書きます.保護者の方が家でノートを見るときの手がかりになるからです.

指導報告書 小 6

y = 4x − 16,y = 3x − 5 という連立方程式を解く際,2 式の辺々の差を考えるのは有効な手段なのですが,4x − 3x = 7x としてしまうミスがありました (正しくは x).……連立方程式を解いたら,その解が方程式をみたすか確認する習慣をつけましょう.そうすることで,ミスしていても最終的に検出できるはずです!

指導報告書 中 1

授業の中で,(4√6)² を 48 と計算してしまうことがありました (正しくは 96).√6 は 2.4–2.5 くらいの数なので,4√6 はだいたい 9.6–10 くらいの値です.このことから,(4√6)² はおおよそ 100 弱くらいの値になると推測できます.このように,“おおよそどれくらいの値になるのか” を見積もることで,計算ミスを検出できることがあります.

指導報告書 中 3

3/(2√5) の近似値を計算する際,3/(2√5) = (3√5)/10 ≒ (3 × 2.236)/10 = 67.08 としていました (最後の等号が誤りで,正しくは 0.6708).√5 はだいたい 2 くらいの値なので,3/(2√5) はだいたい 3/4 (= 0.75) くらいの値のはずです.そう考えると,67.08 は文字通り “桁違い” になってしまっています.

指導報告書 中 2 ・ 証明問題の添削

[6] の答案で,“なので” の使用法について指摘をしました.……書かれている式ひとつひとつが (結果的に) 正しくても,推論の流れを正しく表現できていないと証明としては誤りになりうるので気をつけましょう.

受験生には,年間計画を載せて更新します

受験生の報告書には,年間の教材計画と模試日程を末尾に載せ,進捗に応じて書き換えます.遅れていれば「遅れ気味」と書きます.

指導報告書 既卒 ・ 7 月

▷ 今後の学習スケジュール
・7 月上旬くらいまでに “数学 II・B+C 基礎問題精講” に取り組み終わる (遅れ気味⚠️ → 7/25(土) までに終える)
・7 月中旬〜 10 月末は “標準問題精講” に取り組む
・11 月〜共通テストまでは (共通テストの学習と並行して) “スタンダード演習” に取り組む
・共通テスト後は,“最重要問題” かそれに類する問題集に取り組む
※標準問題精講およびスタンダード演習は量がかなり多いので,もしスケジュールが逼迫してきたら,一部分野の使用教材を重要問題集に変更することとしましょう.

数字で見る指導報告書 (2025 年 12 月〜2026 年 9 月)

数字説明
1,131 通この 10 ヶ月にお送りした指導報告書
22 分送った報告書の,授業終了から送信まで(中央値).79% が 1 時間以内,99.6% が当日中
約 600 字1 通あたりの本文(中央値)
3 通に 1 通保護者の方とのやりとりがある報告書

うまくいかなかった日も,そのまま書きます.

テストの結果が悪かった日も,宿題が進んでいなかった日も,報告書は同じように書きます.「順調です」とだけ書いた報告書は,家での声かけの役に立たないからです.

指導報告書 中 2 ・ 休み明けテストの結果をうかがった回

よい結果をご提供できず,申し訳ございません.直しプリントを拝見したところ,もったいないミスがかなり多かった印象です.落ち着いて問題文を読むこと,検算をすることを忘れないでください.

「分かっていないのか,ミスなのか」と尋ねられたら

答案を見て,具体的に答えます.

間違いの質?というか、全くわかっておらず解けていないのでしょうか、計算ミスや問題の読み方が足りていなくて間違えているのでしょうか。ご教授いただけたら幸いです。

保護者の方(中 3)

答案を拝見する限り,少々の注意で回避できたミスが複数ありました.たとえば,因数分解の問題で x²+3xy−130y² = (x+13)(x−10) としてしまっていました (y が抜けている).(x+13)(x−10) を展開して元に戻るか確認することで,このミスは検出できたと思います.こうしたミスを減らすだけでも,平均点と同程度の得点は獲得できたはずです.……なお,100x²−81y² の因数分解など,典型問題での不正解もありました.

林の返信

理解できていないまま正解を写しているノートは,そう書きます

指導報告書 中 2

ノートを拝見したところ,バツがつけられていて,正解が赤字で書かれていました.一方,自身の考えのどこがおかしかったのか,についてはほとんど注意が払われていないように見えました (ちゃんと考えていたのであればごめんなさい).また,私も実のところ答案の意味を理解できませんでした.

息子の理解ができていないところを見抜いていただいてよかったです。一見難しそうな問題で、途中で思考が止まって適当に丸つけをして答えをとりあえず写した、というのが当たっていると思います。

保護者の方(返信)

成績がすぐには上がらないことも,書きます

指導報告書 既卒 ・ 模試の成績表を見た回

試験の成績というのは,“幾らか勉強することでやっと小問 1 個解けるようになる” ものです.スロープではなく階段を登っていくようなイメージであり,段を登る寸前で試験を迎えてしまうと,どうしても点がなかなかもらえません.でも,それは成長していないことを意味しません.

この生徒は 3 ヶ月後の模試で B 判定を取りました(下の事例 E)


生徒たちの記録

すべて,実際の指導報告書と,そこに寄せられた保護者・本人の言葉から構成しています.氏名と学校名は伏せています.

事例 A / 小 6 → 中 1

中学入試の直前に入塾した小 6.中 1 の 7 月,期末試験で学年トップ.

入塾時 2026 年 1 月,小学 6 年生.考える力はあるが,直線の方程式・三角形の面積・2 次方程式といった基本計算での誤りが目立った(初回の報告書より).

指導 高校入試用の問題集で中学数学を 1 冊通し,5 月に終了.本人の希望で高校数学(数学 I)へ.問題集は本人が書店で選び,読み物として拙著を併用.ミスの中身を報告書に書いた(上の 4x − 3x,(4√6)² はこの生徒).

変化 7 月の期末試験で学年トップ.8 月に海外へ転居.以後は Zoom で同じ形式の授業を続け,宿題はオンラインのホワイトボードに書いてもらい,次回の冒頭で見る.

指導報告書 7 月

期末試験の結果をご共有くださり,ありがとうございました!なんと学年でトップの成績だったのですね.素晴らしいです.点数が全てではありませんが,努力がこうして数字に現れると楽しいですね.

オンラインでご対応いただきましてありがとうございました。(娘)も普段と違うことばかりな中で、普段通りの数学ができてホッとしていると思います。

保護者の方(8 月.括弧内は氏名を置き換え)

事例 B / 中 2 → 中 3

中 2 の 1 月に入塾.半年後の期末試験で 100 点.

このページの冒頭に掲載しています.

事例 C / 中 1 → 中 2

成績がじわじわ下がっていた中 1 の 3 月に入塾.期末試験で代数 92 点,全科目で最高順位.

入塾時 2026 年 3 月,中高一貫校の中学 1 年生.はっきりした苦手分野はないのに,代数も幾何も定期試験の点が少しずつ下がっていた.

指導 中 1 範囲を演習問題で頭から総点検し,不正解が多い単元だけ練習問題に戻る.単元ごとにミニテスト(1 次不等式,文章題,1 次関数…).証明問題は答案をコピーして全文添削.

変化 5 月の中間試験 80 点(平均 74 点).7 月の期末試験で代数 92 点,全科目の中で最高順位.幾何も平均を大きく上回った.

最近おかげさまで、わからない問題はわかるまで先生に聞く、というスタイルが息子の中で定着し、理解があやふやなまま放っておくことを気持ち悪いと感じてきているのかなと嬉しい変化を感じています。

保護者の方(4 月)

試験前によく理解できていない箇所を諦めて放置せず、先生に質問するようになり、(それに先生が真摯に応えてくださり)解答を見たら字も解き方も以前より丁寧になっていたので、本人の頑張り+丁寧に解くことが大事と常々おっしゃる先生のご指導のおかげかと思います。息子は少し数学に自信がついたようなので、この調子で次回も頑張ってくれるといいなと思います。

保護者の方(7 月)

事例 D / 中 1 → 中 2(公立中)

「解けない問題は解答を写す」で数学嫌いになりかけていた中 1.中 2 の中間試験で 83 点(平均 30 点台),5 教科で学年 2 位.

入塾時 2026 年 3 月,公立中学の 1 年生.中 1 最後の期末試験は 58 点.符号と指数が絡む計算,割合が苦手.

指導 中 1 の問題集を 1 ヶ月で復習(巻末の総仕上げテストは 52 点.報告書にもそのまま書いた).4 月から中 2 範囲の予習へ.計算ミスの癖(除算を乗算に直すとき文字を分母に移せない,など)を毎回ノートで指摘.証明は答案をコピーして添削.

変化 4 月の中 1 範囲の振り返りテスト 85 点(平均 40 点台半ば,過去最高点).6 月の中間試験 83 点(平均 30 点台半ば),5 教科合計で学年 2 位.7 月に数学検定 4 級合格.

中学校の授業では数学をしっかり理解させるというより、問題集を渡されて、解けなかった問題はひたすら解答を書き写すというパターンになっているようです。

保護者の方(入塾時)

昨夜も「楽しかった!」と言って、帰ってきました。それだけで親としては有り難いです。

保護者の方(3 月)

以前なら難しいとすぐ諦めてしまうところ、「手を動かしながら考えていたら解けた」と話していました。本人はもう「関数、得意かもしれない」とうそぶいております。

保護者の方(3 月)

貴教室に通い始めて学習の仕方を学ぶことで、数学以外の教科に対する取り組み方も変化して、本人のギアが一段上がったように感じます。

保護者の方(6 月)

事例 E / 既卒・東大文系志望

予備校と併用の既卒生.苦手 3 分野だけを半年.夏の東大実戦で B 判定.

入塾時 2026 年 4 月,東大文系志望の既卒生.数学は苦手科目で,特に「図形と方程式・数列・ベクトル」.予備校の復習ではなく苦手分野ごとの学習を,と本人が選択.

指導 模試日程から逆算し,1 ヶ月ごとに分野を区切って基礎問題集と計算問題集で演習.6 月は論理(方程式・図形・関数)に絞って 1 冊.夏に標準問題集へ.年間計画と模試日程は報告書に再掲.

変化 8 月の東大実戦模試で B 判定,東大本番レベル模試で C 判定.

以前に比べてこの問題はこうしたらいいという道筋が思い浮かびやすくなっており、若干ですが数学の伸びを感じることができました。完答しきれなかったところにまだ至らない部分が現れていると思いますが、それ以上に前できなかったことが少しでもできるようになっていることが嬉しくご連絡差し上げました。

本人(5 月,LINE)

事例 F / 既卒・私大文系(数学受験)

基礎からやり直す既卒生.年間計画を報告書で更新し続け,共通テスト模試は 50 点前後から 59・60 点へ.

入塾時 2026 年 3 月,私大文系(数学受験)志望の既卒生.数学 I・A の基礎から.

指導 基礎問題集(I・A → II・B)→ 標準問題集 → 入試演習書,という年間計画を報告書に固定し,遅れれば「遅れ気味」と明記して期限を引き直す.計算問題集は 1 日見開き 1 つ.単元ごとにミニテスト.9 月から志望校の過去問演習.

変化 7 月の共通テスト模試で 59 点・60 点(前回は 50 点前後).9 月の志望校過去問演習は,解いた問題はすべて正解.

やはりプロの目が入ると、どのレベルの何から学び直さなければいけないか、ハッキリしてくる気がします。

保護者の方(初回の報告書への返信)

指導報告書 7 月

1 学期より成長しましたね.正しい方向の努力は,ちゃんと数字に表れます.引き続き頑張りましょう!

事例 G / 中 3

平均点に届かなかった中 3 の 6 月に入塾.夏休みに中 1・中 2 を 1 日 6 ページ.

入塾時 2026 年 6 月,中学 3 年生.期末試験は 100 点中 50 点程度.

指導 期末までは試験範囲(相似)を.夏は「中 1・中 2 の問題集を 1 日 6 ページ,8 月末まで」を本人と決め,教室では平方根を復習.報告書で進捗と正誤確認の有無を確認.自習室も利用.

変化 中 1 の問題集を 11 日で,中 2 を 8 月中に終了.9 月の休み明けテストは 50 点満点で 31 点.平均点との差が縮まってきた段階で,現在進行中.

今年の夏休みは(娘)にとって、頑張った!と思える時間だったということです。もちろんすぐに結果につながればさらに良いですが、たとえそうでなくても先生からの課題をやりきったということで自信がついたようです。すぐに質問ができるという安心感、わからないまま過ごしてしまう時間がないこと、またわかった!理解できた!と思う嬉しい時間が多く体験できたことが、良かったのだと思います。

保護者の方(8 月.括弧内は氏名を置き換え)

こういう生徒・ご家庭に向いています.

  • 解説を読む前に,10 分は自分で考えられる (あるいは,そうなりたい).
  • 「できないことが分かった」を良い知らせだと思える.―― 保護者の言葉:「この機会に、出来ないということに気付けてよかったです。」
  • 報告書を読んで,家での声かけに使ってくださる保護者の方.―― 「先生から事前にお聞きしていなければ、私は気づけなかったと思います。」
  • これから成績を伸ばそう,という意志のある生徒.ただし,入塾時点で成績が良い必要はありません (事例 D,G).
  • 原則中学生・高校生・既卒生を対象としていますが,ご相談いただければ小学生・社会人の方の受講も検討いたします.その意味で学年は問いません.現時点で,小学 3 年生から既卒生・社会人までの方が通ってくださっています.

こういう場合は,おすすめしません.

  • 授業を聞いていれば成績が上がる,という形を期待している.授業の大半は自分で解く時間です.
  • 宿題を出さないでほしい.毎回宿題があり,次回の冒頭でノートを見ます.
  • 点数が悪かったときに「ケアレスミスだった」で終わらせたい.報告書にはミスの中身を書きます.

保護者の方へ

報告書を書くのには,実はそこそこ時間がかかります.それでも書くのは,授業の 2 時間の中身が,保護者の方にとって最も知りたく,最も見えにくいものだからです.私は理想の先生でも完璧な先生でもありませんが,その日の授業で何があったかは,隠さずに書きます.

報告書のコメント欄には,ご家庭での様子や学校の試験範囲を書いてくださる方が多く,それが次の授業の材料になっています.教室とご家庭で同じものを見ながら進める,というのが林数学教室のやり方です.

まずは体験授業にお越しください.

お電話:0120-266-160 (土日除く 15:00–22:00)